台風シーズン到来――「台風前線」で最新情報を確認

日本近海で台風7、8、9号が発生した。そのうち7号に関しては房総半島をかすめるルートをとった。これから先、本格的に台風シーズンに突入する。トラックバックで情報を集約する「台風前線」で災害被害に備えよう。

» 2006年08月09日 21時17分 公開
[鷹木創,ITmedia]
「台風前線」。それぞれの台風にトラックバックできる

 先日梅雨が明けたと思いきや、先ごろ日本近海で台風7、8、9号が立て続けに発生した。8号と9号に関しては、どうやら本州直撃は避けられそうだが、7号は進路を東に向けて千葉県・房総半島をかすめた。

 台風というと暴風域の直径や風速、気圧などの数値が大きさの指標になるが、「台風前線」というサイトではこうした情報に加えて、それぞれの台風にブログからトラックバックが送信でき、トラックバックの数や内容による注目度などが把握できる。

 トラックバックする際には位置情報を指定する仕組み。国内からであれば市区町村レベル、海外であれば19の国と地域といった位置情報を指定できるようになっている。

台風の軌跡を表示する
トラックバックには位置情報を指定する

 台風のデータは、国立情報学研究所の北本朝展氏が運営する「デジタル台風」から取得。Flashベースのインタフェースで、台風の軌跡をトレースした動きのあるコンテンツも用意している。台風が発生した日から再生すると、時間を追うに従ってトラックバックが増えていく様子が分かる。

 台風7号の場合は10件程度のトラックバックが確認できたが、紀伊半島沖で急激に進路を変えた8日以降6件ほどトラックバックを集中的に受けた。台風の軌跡を自動再生する「AUTOPLAY」で見ると、トラックバックを示す吹き出しが次々と表示されるため、臨場感が否が応にも高まる。

台風が発生した日から再生すると、時間を追うに従ってトラックバックが増えていく様子がわかる

 トラックバックの吹き出しをクリックすると、たいてい気象庁のページなど関連サイトのリンクが掲載されているが、Biz.IDでも関連するリンクを集めてみたので参考にしてほしい。

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