音楽管理ソフトのiTunesで、意外にもPDFファイルを管理できる。音楽ファイルと同じように階層構造やマイレートを使って整理できて便利だ。
仕事の場でますます使われるようになったPDFファイル。普通にフォルダに入れて管理している人がほとんどだろうが、実はiTunesを使えば、音楽ファイルと同じ扱いで管理できる。音楽ファイルのように、「ジャンル」−「アーティスト」−「アルバム」と階層を分けて整理でき、ファイルを一覧することもできて便利だ。
実は、アップルコンピュータのサイトでも解説されている通り、楽曲に付属する歌詞カードなどの印刷物を保存するための機能なのだが、もちろん音楽とは関係なく仕事で使うPDFファイルの整理にも使える。
PDFファイルをiTunesに登録するには、ドラッグ&ドロップすればよい。ファイル名が「名前」としてそのまま登録される。ファイルを右クリックして、「プロパティ」を選べば、ジャンル、アーティスト名、アルバム名を登録できる。ジャンル名は、音楽のジャンルが多く登録されているが、「カスタム」を選べば、好きなジャンル名をつけられる。
iTunesのその他の機能も、おおむね音楽ファイルの場合と同じように使える。登録したPDFファイルは「最近追加した項目」に表示され、追加した日時も記録されているので、並べ替えも可能だ。「マイレート」で星1つ〜5つをつけて、ファイルの重要度を示すこともできる。音楽を再生するときのようにクリックすると、ファイルを開ける。ただし、ファイルを開いても「最近再生した項目」には記録されない。
ソフト名 | iTunes |
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URL | http://www.apple.com/jp/itunes/ |
作者名 | アップルコンピュータ |
配布形態 | オンラインソフト |
価格 | 無料 |
対応OS | Windows 2000/XP、Mac OS X v10.2.8以降 |
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