マインドマップ生みの親“公認”会社、国内で設立

“マインドマップの生みの親”トニー・ブザン氏が公認したという会社「ブザン・ワールドワイド・ジャパン」が設立された。代表取締役は神田昌典氏で、マインドマップのセミナーや講師の養成などを行っていく。

» 2006年10月13日 21時15分 公開
[吉田有子,ITmedia]

 “マインドマップの生みの親”トニー・ブザン氏が公認したという「ブザン・ワールドワイド・ジャパン株式会社」が設立された。代表取締役は神田昌典氏。

「ブザン・ワールドワイド・ジャパン」のWebサイト

 会社案内によると、設立日は2006年10月4日。今後はマインドマップに関するセミナー・イベントの開催、通信教育講座の販売、研修講師養成、講師派遣業務を行っていく予定だ。

 同社は今後、11月26日に親子向けのセミナー(参加費5250円)とトニー・ブザン氏と神田氏を招いたディナーセミナー(同10万5000円)を行う。また、公認インストラクター(受講費84万円)と、シニア公認インストラクター(同525万円)の養成も予定している。

 なお、ブザン・ワールドワイド・ジャパンは、同社のWebサイトで「マインドマップ商標および知的所有権を使ったセミナー・講演会等の開催を正式認可された、日本における唯一の機関である」としている。

 一方、マインドマップや記憶術についてのセミナーを行っている団体「ブザン・ジャパン」のWebサイトによれば、同団体のウィリアム・リード代表は「2005年1月、世界で5人目、日本では唯一のブザン・リミテッド公認マスタートレーナー資格を取得し、日本国内でブザンの知的資産を守り普及するための組織としてブザン・ジャパン(本国ブザン公認)を設立」したという。

 また、2005年7月のプレスリリースでは、ブザン・ジャパンはマインドマップをはじめとするブザン脳力開発メソッドの日本国内における普及・管理をブザン・リミテッドから一任された公認団体だと主張している。

「ブザン・ジャパン」のWebサイト

 ブザン・ワールドワイド・ジャパンからは、この件についてはまだ返答を得ていない。

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