PandoソフトはP2Pネットワークで「別送」することで、Gmailなど既存のメールアドレスから大容量の添付ファイルを送信できるようにする。
添付ファイルのサイズ制限を気にせずに、電子メールを送信できる無料P2Pソフトを米新興企業Pando Networksが提供している。
同社が11月21日にリリースした「Pando 1.2」β版は、P2Pネットワークを介して大容量のファイルをアップロード・ダウンロードするソフト。Yahoo! Mail、Hotmail、AOL Mail、Gmail、Outlookに対応したプラグインにより、これらのユーザーは既存のメールアドレスを使って最大1Gバイトの添付ファイルを送信できる。
ユーザーが電子メールにファイルを添付すると、Pandoソフトはそのサイズを検出する(フォルダごとの添付も可能)。添付ファイルの容量がユーザーの指定した制限を超える場合、そのファイルはメールとは別に、P2Pネットワーク経由で送信される。
電子メールはサイズの小さな.pandoファイルとともに送信される。受信者が.pandoファイルを開くと、P2Pネットワークから添付ファイルがダウンロードされる。受信者がファイルを受け取るには、Pandoソフトをインストールしている必要がある。
またPandoは、Yahoo! Messengerから大容量ファイルを送れるプラグインも提供している。
Pando 1.2β版は無料でダウンロードできる。現時点ではInternet Explorer(IE)6と7にのみ対応している。
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