アリエルのスケジューラがGoogleデスクトップで検索可能に

アリエルのスケジューラ製品がGoogleデスクトップで検索可能になった。有料版のプロジェクトAではCSVデータのインポート/エクスポートにも対応した。

» 2007年02月16日 13時51分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 アリエル・ネットワークは2月16日、P2P型プロジェクト管理ソフト「アリエル・プロジェクトA」の最新バージョン「4.7」を公開した。価格は1ライセンスにつき年額1万2600円から。「アリエル・プロジェクトA 4.x」のユーザーは、無料でアップデートできる。

アリエル・プロジェクトA 4.7

 アリエル・プロジェクトAは、サーバを利用しないP2P通信によって情報共有が可能なプロジェクト管理ツール。社内だけでなく社外のユーザーとの間でも、プロジェクト単位で進捗も管理できる。なお、プロジェクトの共有データは、登録されたプロジェクトメンバーのみが閲覧できるよう暗号化している。

 最新版の4.7では、プロジェクトタスクのデータをCSV形式でインポート/エクスポートできるようになった。マイクロソフトの「Project」や「Excel」で作成したプロジェクトデータのインポート/エクスポートも可能だ。また、各ToDoに「副担当者」を設定できるほか、メール送信機能やToDoリスト一覧画面でのインライン入力機能を追加している。

 さらに、無料のスケジュール管理ソフト「アリエル・マルチスケジューラ」で先行して実装したGoogleカレンダーとの連携機能も実装。iCalendar形式のカレンダーデータの取り込めるようになった。

 Googleデスクトップへの対応も進めた。4.7では、予定データやToDoデータをGoogleデスクトップの全文検索で直接検索できる。また、プロジェクトAのGoogleガジェットを公開し、GoogleデスクトップでプロジェクトAの新着情報や予定データを確認できるようになった。なお、アリエル・マルチスケジューラでも14日に同じくGoogleデスクトップへの対応を強化したバージョンを公開している。

 Windows 98SE/Me/2000/XP、Internet Explorer 6に加え、4.7からはWindows VistaとInternet Explorer 7を正式にサポートした。

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