Excelショートカットをさらに学ぶ読者から見たBiz.ID

「LifeHackの基本はショートカット」──。これはある意味真実かもしれません。これから20年、30年、PCを触っていくことを考えると、節約できる時間はすごい!?

» 2007年05月16日 23時00分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 PCをバリバリ使っている人に共通している点はどこでしょうか? 私のイメージでは、何をしているのか分からないくらい操作が早い人です。もっとかみ砕いて言えば、ショートカット使いまくりの人でしょうか。

 皆さんの周りのPC使いの達人を見ても、せっかく操作法を教えてもらおうと思って聞いたら、操作スピードが速すぎて何をしているのか分からなかった──なんてことはありませんか。ちなみにITmedia内にはたくさんいますので、ご興味あれば、キーボード操作とそのときの画面の様子を動画でご紹介します。

 さて、覚えるだけでPCの達人になれる(?)ショートカットは、どこかで覚えてしまえば生産性アップ間違いなし。でも覚えるのが大変──。そんな人に最適なのがブログ「世の中の色々」にまとめられている「印刷用エクセルのショートカット」です。PDFで提供されていて、デスクマットの下に敷いて使えます。こうしたチートシート的な発想、いいですね!

 記事では「特に便利そうな10のショートカット」をまとめましたが、世の中には数多くのショートカットが隠されています。ブログ「ネットPR」から紹介されていてた、「SHORTCUTS.CC - ショートカット専門ブログ」はすごいです。「日々の生産性を3%向上させるショートカットを毎日紹介」というキャッチフレーズが、何ともうまい。

 『さおだけ屋』で有名な(個人的にはさおだけ屋よりも、こっちの『女子大生会計士の事件簿』なのですが)山田真哉さんの新著『食い逃げされてもバイトは雇うな』の中に、「数字を細かくいうだけで、数字以外の意味ももたせられる」という、数字を扱うテクニックが出てきます。例えば、「5時47分に渋谷集合」と言えば、「6時に渋谷ね」よりも、どことなく時間にシビアな印象になる、というような意味です。この“3%向上”も同じで、これが“100%向上”なんて書いてあったら、下手な広告によくある「日本一!」とか「すごい」「最強」「最速」みたいな、意味のない形容詞になってしまっていたところです。

 さてこちらのサイトから、うーんと唸った“3%効率アップ”のショートカットを1つ。それは、[Ctrl]+[Y]です。「10のExcelショートカット」では[F4]キーと紹介しましたが、同じことが[Ctrl]+[Y]でも可能なのです。

 昔は「Happy Hacking Keyboad」やMacを使っていた私としては、ファンクションキーなるものはあまり使いたくありません(というか、[Alt]+[F4]なんて指が届きません……)。[F4]キーは便利なので仕方なく使っていたのですが、[Ctrl]+[Y]には気づきませんでした。ショートカット、まだまだ奥が深い。効率を“4%くらい”アップさせるショートカットを見つけた方は、ぜひ編集部までお願いします。

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