アイコンサイズを変えるだけで仕事の効率が高まるときがある。デスクトップを広く使うためにアイコンサイズを小さくしたり、デジカメ画像を探すためにサムネイルアイコンを大きくしたり――。Windows Vistaであれば簡単に設定を変更できるのだ。
アイコンサイズを変えるだけで仕事の効率が高まるときがある。たとえば、アイコンサイズを小さくすれば、デスクトップが広く使える(3月9日の記事参照)というわけだ。
とはいえ、XP以前のWindowsではアイコンの大きさを変えるには、それなりに手順が必要だ。Windows XPの場合、デスクトップで右クリックし、「画面のプロパティ」の「デザイン」タブから「詳細設定」ボタンを押して「デザインの詳細」を変更する。これだけ手順がかかるとなかなか気楽には変更できなさそうだ。
Windows Vistaの場合は、比較的簡単に変更できる。基本的な方法は、Windows XP同様に右クリックメニューから選択する方法。デスクトップ上で右クリックし、「表示」から「大アイコン」「中アイコン」「クラシックアイコン」を選択する。ちなみにこのなかではクラシックアイコンが最も小さい。
続いてはフォルダ内でアイコンサイズを変更する方法だ。こちらはフォルダのメニューバーから設定しよう。「表示」の右側にある「▼」ボタンをクリックするとスライドバーが現れる。スライドを調整して「特大アイコン」「大アイコン」「中アイコン」「小アイコン」をシームレスに選択できる。また、同じスライドバーで「一覧」「詳細」「並べて表示」といった表示方法も選択可能だ。スライドバーで選択するのが面倒くさいなら、「表示」ボタンを押すたびに「特大」−「大」−「中」−「小」−「一覧」−「詳細」−「並べて」と表示が変わるようになっている。
最も簡単なのは、マウスを使う方法。どれでもいいのでアイコンを選択した後、[Ctrl]キーを押しながらマウスのホイールをぐりぐり回すだけだ。この技は、フォルダ内でもデスクトップでもアイコンサイズを変更できる。
アイコンサイズを簡単に変えることができれば、デスクトップを広く使うためにアイコンサイズを小さくした後、デジカメ画像を探すためにサムネイルアイコンを大きくしたりと便利。Vistaユーザーなら覚えておいて損はないだろう。
Windows Vistaでアイコンサイズを変える方法 | |
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1 | デスクトップ上で右クリックし、「表示」から「大アイコン」「中アイコン」「クラシックアイコン」を選択 |
2 | フォルダのメニューバーの「表示」の右側にある「▼」ボタンをクリック。スライドバーを調整して「特大アイコン」「大アイコン」「中アイコン」「小アイコン」を選択 |
3 | アイコンを選択した後、[Ctrl]キーを押しながらマウスのホイールをぐりぐり回す |
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