Windowsで最も手軽にカレンダーを確認する3分LifeHacking

デスクトップからマウスのダブルクリック1つで、カレンダーをチェックする方法。特別なソフトのインストールなし、Windows標準機能で利用できる。

» 2007年07月31日 00時33分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 ビジネスシーンでは、カレンダーの確認がたびたび必要になる。「8月21日って月曜だっけ?」「えーと……。いまカレンダー開く」。そんな会話が各所で繰り広げられているだろう。

 そんな時、よく行うのが次のような行動だ。

  • グループウェアを起動する
  • 手帳を見る
  • 携帯のカレンダー機能を立ち上げる
  • 周りを見回して壁掛けや卓上のカレンダーを探す

 しかしPC(Windows)を前にしているのなら、もっと手軽で簡単な方法がある。タスクバーにある時計のところをマウスでダブルクリックしてみよう。

超簡易カレンダー「日付と時刻のプロパティ」

 それはWindowsの「日付と時刻のプロパティ」を開く方法だ。ここには1カ月分のカレンダーのほか、アナログ時計が表示されている。

 タスクバーのダブルクリック以外にも、スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」から、「timedate.cpl」と入力してもいい。

 この簡易カレンダーは、タスクバーの時計部分をダブルクリックするだけと、起動が非常に容易なのが特徴。さらに起動したら、[←][↑]キーで前の月に、[→][↓]キーで次の月に移動できる。また、数字キーを押せば該当する月にジャンプすることもできる。例えば9月のカレンダーが見たいなら[9]を押すだけだ。

 さらにタイムゾーンタブを開いて、GMTを変更し、「適用」すれば、別の国の現在時刻を見ることも可能だ(2月1日の記事参照)。ただしこの場合、元に戻しておくのをお忘れなく。

 閲覧し終わったら[Esc]キーを押せば終了する。このように高速起動かつ、サクサク動いて、特別なアプリケーションをインストールすることもなくカレンダーが見られるわけだ。

 ただし注意すべき点も1つ。閲覧中に間違っても[Enter]や[Alt]+[A]を押さないこと! 現在閲覧している日時にシステムの時刻が変更されてしまう。この1点さえ守れば、実に気軽にカレンダーをチェックできる技だ。

おまけ──タスクバーの時計に日付と曜日も表示する

 タスクバーの時計ネタということでもう1つ。通常タスクバーには時間しか表示されないが、ちょっとした工夫で日付や曜日も表示することができる。

 その方法は、タスクバーの幅を広くするだけ。画面下側にタスクバーを配置していると邪魔かもしれないが、そんなときはプロパティから「タスクバーを自動的に隠す」をチェック。

 また、タスクバーを右端に表示している人なら、迷わず日付が表示されるまで幅を広げよう。左右にタスクバーを置けば、まさに1ピクセル単位で幅を調整できる。

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