IE7の自動ダウンロードをやり過ごす3分LifeHacking

ついに始まる「Internet Explorer(IE)7」の自動ダウンロード。だが、新しい製品をインストールすると、「何か不具合が起きるかも」と心配な人もいるはず。そんな「将来的に入れるのはやぶさかではないが、今すぐ入れるのはちょっと……」と思っている人に、なんとか自動ダウンロードをやり過ごす方法をご紹介しよう。

» 2008年02月13日 02時37分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 ついに始まる「Internet Explorer(IE)7」の自動ダウンロード。Windows XP SP2でIE6を利用しているユーザーが対象だ。だが、新しい製品をインストールすると、「何か不具合が起きるかも」と心配な人もいるはず。「業務で使ってるシステムがIE7に対応していないよ」という人は“死活問題”ですらある。そんな「将来的に入れるのはやぶさかではないが、今すぐ入れるのはちょっと……」と思っている人に、なんとか自動ダウンロードをやり過ごす方法をご紹介しよう。

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 今回の自動更新は、月例となったマイクロソフトのセキュリティプログラム更新のタイミングで行われる。このセキュリティプログラムのインストールする時、「高速インストール」を選択すると、IE7をインストールするかどうかのダイアログが現れ、インストールを選ぶと自動的にインストールが始まるのだ。

 この自動更新をやり過ごすチェックポイントは3つ。まず最初のチェックポイントは、セキュリティプログラムのインストールが始まり、IE7をインストールするかどうかのダイアログが現れた時だ。マイクロソフトによれば高速インストールを選ぶと、「インストールする」のほか、「後で通知する」と「インストールしない」という趣旨の選択肢も表示されるという。そこで「インストールしない」を選ぼう。

 まずはインストールを“阻止”できた。だが、このままではダメだ。設定によっては、約60日後に再び自動インストールの手順が始まってしまうのだ。もちろん、その時も「インストールしない」を選択すればいいわけだが、毎回毎回選択するのも面倒。この約60日後の“自動インストール、再び”を防ぐには、IE6の「ツール」−「インターネットオプション」の「詳細設定」タブで、「Internet Explorerの更新について自動的に確認する」のチェックが外れていることを確認しよう。このチェックボックスは初期設定で外れてはいるが、万が一チェックしていると約60日置きに自動更新されてしまう可能性があるので要チェックだ。

IE6の「ツール」−「インターネットオプション」の「詳細設定」タブで、「Internet Explorerの更新について自動的に確認する」のチェックが外れていることを確認しよう。

 この記事を読む前に自動更新してしまった――という方もいらっしゃるはず。だが、安心してほしい。IE7をアンインストールすれば、再びIE6に戻ることができる。その後、先ほどと同様に「Internet Explorerの更新について自動的に確認する」のチェックが外れていることを確認すれば“完璧”だ。

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