「通販で本を買ったら予想より大きかった」を“3D”で解決する：3分LifeHacking

寸法だけではなかなか分かりにくい書籍のサイズ。今回は、身近なアイテムと並べて3Dで表示してくれるオンラインサービスを利用してみよう。

[kizuki，ITmedia]

　通販で買った本が予想よりも大きくて困惑した──こうした事態を防ぐための方法として、「リアルサイズメーカー」というソフト、およびこれを参考に作られた「RealSizeMakerOnline」というWebアプリを以前紹介した。いずれも入力した書籍の実寸サイズを、ディスプレイ上に表示することができるサービスだ。

「sizeasy」。デフォルトでは、iPodとトランプのサイズを表示している

　今回紹介する「sizeasy」というサイトは、これらと同様のコンセプトを持ったオンラインサービスだ。前述の2つと大きく異なるのは、画面上に実寸で表示されるのではなく、任意のアイテムとの寸法比較という形で表示されることだ。例えば書籍であれば、よく似たサイズを持つアイテム、ここではCDケースと比較することで、サイズを実感できるようになっているのだ。

　使い方は簡単で、ページ内にあるテキストボックスに、寸法を入力して「add」ボタンを押すだけ。寸法はミリ／センチ／インチなどに対応しているほか、書式もかなり融通が利く。例えばAmazonに登録されている「18.8 x 12.8 x 2.2 cm」という、半角スペースが間に入った書式であっても、そのままコピペすれば正確に読み取ってくれる。

Amazonの書籍ページの「商品の寸法」からサイズをコピー。sizeasyの「Size」欄に値をペーストし、「add」ボタンをクリックすると、書籍のサイズを3Dで表示

CDケースなど、比較対象となるアイテムは約20種類から選択できる。もちろんサイズを入力しての新規追加も可能

　表示は、デフォルトではナナメ上からの3Dで表示されるほか、正面・側面・上面からの表示に切り替え可能。比較対象のアイテムも、トランプやマッチ箱といった小物から、32インチテレビやA1判の用紙、室内扉といった大判サイズまで約20種類を用意しているので、書籍に限らず、寸法を実感するにはぴったりだ。

　英語のサイトということで、アイテム名に日本語が使えないといった欠点はあるが、特に使い方に迷うことはなく、実用上は何の問題もなく利用できる。お気に入りに入れておくと何かと便利なサイトであると言えるだろう。

（左）正面から見たところ。馴染みのあるCDケースとの比較なのでわかりやすい。（中央）側面から見たところ。本の厚みも一目瞭然だ。（右）上から見たところ

本日のレシピ

サービス名	利用料	提供元
sizeasy	無料	Humble Technologies