インテリジェントワークスは、Mac OSやWindowsなどに対応するバックアップツール「PresSTORE 3」を発売する。新バージョンではセキュリティなど強化した。
インテリジェントワークスは4月16日、Mac OSやWindows、Linux、UNIXに対応するバックアップツール「PresSTORE 3」を発売した。ソフトウェアライセンスとして提供する。販売価格は1サーバあたり14万円から。
PresSTORE 3は、バックアップだけでなくアーカイブとデータベース機能をあわせ持つサーバソフトウェアで、インストールからメンテナンスまで、すべてのバックアップ管理がWebブラウザ上で行える。記憶媒体はテープ、DVD、CD、Blu-ray Discなど多数のメディアをカバー。ストレージディスクを仮想的なテープデバイスに対応させるバーチャールライブラリ機能も実装している。
バージョン3からは、バックアップデータを迅速に元の状態に復元するデータ保護技術としてCDPを採用。バックアップ/アーカイブデータは、元のシステムから記憶媒体に転送される際、128Bitキーにより暗号化されるようになった。また新たにWindows Server 2003の新機能「ボリューム・シャドウ・コピー・サービス」に対応しており、MicroSoft Exchangeサーバのデータベースなどを完全にバックアップ可能になった。さらに異機種混在のサーバ環境でも、意識することなくデータのバックアップ、リストアが可能だ。
PresSTORE 3には、テープメディアへのバックアップ用パッケージ「PresSTORE Backup」、DVD/CD/BlueRayなど光メディアへのバックアップ用パッケージ「PresSTORE Archive」、データを同期させながら2つのメディアに同じバックアップファイルを同時に作成するパッケージ「PresSTORE Synchronize」という3つの基本パッケージがある。
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