社内ネットワークでFAX送受信、リコーのモノクロ複合機仕事耕具

リコーは、モノクロデジタル複合機「imagio MP 1600/1300シリーズ」を5月15日に発売する。新機能の「IP‐ファクス機能」は、LANを使ってファクスを送受信し、遠隔地への通信コストを削減できる。

» 2008年05月14日 18時36分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 リコーはファクス、スキャナ、セキュリティ機能を強化したモノクロデジタル複合機「imagio MP 1600/1300シリーズ」を5月15日に発売する。価格はMP 1600シリーズが54万8000円から、MP1300シリーズが43万8000円から。

 imagio MP 1600/1300シリーズは、同社の「imagio Neo 165/135」シリーズの後継機という位置づけで、新機能として「IP‐ファクス機能」「スキャン to フォルダ機能」「個人認証システム(オプション)」などを搭載する。連続コピー/プリント速度は従来機種と同様にMP 1600シリーズが毎分16枚(A4ヨコ)、MP 1300シリーズが毎分13枚(同)。

 新機能の「IP‐ファクス機能」は、社内ネットワークを介してファクスの送受信ができる仕組み。一般公衆回線を使う場合と比べて通信コストが削減でき、送受信速度も向上する。とりわけ、WAN/VPNなどでつながった本社・支社間通信などで遠隔地へ大量にファクスする際には、効果が期待できるという。

 「スキャン to フォルダ」機能は、スキャンした文書をネットワーク上の共有フォルダに直接保存することができる。

 セキュリティ面では、PCにインストールするドライバに割り振られたIDを、印刷時にプリンタ側で入力する「ユーザーコード認証」に加え、ログインユーザー名とパスワードを使った個人認証ができるようになった。オプションの「個人認証システム」を利用すれば、ICカードによる個人認証も可能だ。

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