梅雨時、憂うつな6月。英語を学ぼうと意気込むカホコさんですが、毎回長続きしないのが悩みです。
学生時代からインターンとしてベンチャー企業を渡り歩いてきたカホコさん。会計やコンピュータスキルなど、仕事に役立つスキルは一通り身につけたものの、英語だけは苦手。そんな英語の勉強を継続する方法を模索しているようです。
タカフミ君 6月は祝日がないのがつらいですね。
ヒロシ主任 確かに。ゴールデンウィークのある5月と夏休み気分の7月の間にあって、割を食っている印象があるよね。
ウィリアム 日本の場合は梅雨の時期でもあるので、毎日が憂うつですし。
カホコさん そういう時こそスキルアップですよ!
ヒロシ主任 おー、さすがカホコさん。で、何のスキルアップに取り組んでいるの?
カホコさん 英語です。
ヒロシ主任 英語ならウィリアムに教えてもらったらいのに。
ウィリアム 格安で個人レッスンしますよー。
カホコさん えーと、何か照れくさいからいいです……。
タカフミ君 じゃぁ、今はどんなふうに勉強してるの?
カホコさん 実は、なかなか一定しないんです。もともと英語が苦手なこともあって、話題の本とかツールとかにすぐに飛びつくんですけど。
マサヨシ課長 なかなか長続きしないのかね。
カホコさん はい……。
マサヨシ課長 どれぐらいで挫折してしまうんだろう。
カホコさん そうですねぇ、早いものだと1週間。もっても1ヵ月ですね。あ〜、情けない。
マサヨシ課長 そもそもなぜ英語の勉強を?
カホコさん それは明確です。海外旅行で堂々と英語で話せるようになりたいんです。あと、原書で読みたい本が何冊かあるんです。
マサヨシ課長 なるほど。目的は明確みたいだから、あとはいかに勉強を習慣づけられるかというところのようだな。どうして続かなくなってしまうんだろう?
カホコさん 毎回初めはやる気満々なんですけどねー。だんだん冷めて来ちゃうんです。あと何となく忙しくて後回しにするうちに、だんだん疎遠になってしまって。
マサヨシ課長 ウム、絵に描いたような挫折パターンだな。そこから抜け出すためのポイントを3つ紹介しよう。
1974年、東京生まれ。ブログ「シゴタノ!仕事を楽しくする研究日誌」主宰。学生時代よりビジネス書を読みあさり、システム手帳の使い方やスケジュール管理の方法、情報整理のノウハウなどの仕事術を実践を通して研究。その後、ソフトウェアエンジニア、テクニカルライター、専門学校講師などを経て、現在は仕事のスピードアップ・効率アップのためのセミナーや研修を手がける。デジタリハリウッド講師。著書に『「手帳ブログ」のススメ』(翔泳社)『スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術』『チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術』『そろそろ本気で継続力をモノにする!』、近著に『Life Hacks PRESS vol.2』『LIVE HACKS! 今を大切にして成果を5倍にする「時間畑の法則」』がある。
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