データを自動暗号化 キングストンからセキュリティUSBメモリ仕事耕具

キングストンテクノロジーのセキュリティUSBメモリ「DataTraveler BlackBox」は、保存したデータを自動暗号化する。米連邦政府が定める情報処理規格「FIPS 140-2」の認証を取得しており、企業の情報漏えい防止に効果的だという。

» 2008年07月14日 21時00分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 キングストンテクノロジーは7月末、セキュリティUSBメモリの新製品「DataTraveler BlackBox」を発売する。店頭での価格は2Gバイトモデルが1万2000円前後の見込み。


 メモリ内に格納するソフトでパスワードを設定し、メモリ全体にロックをかける。保存するデータはAES256ビット形式で自動的に暗号化され、暗号化ソフトの起動やインストールは不要だ。さらに、USBポートに接続するたびに暗号化アーキテクチャが機能していることを自動検証する「起動時セルフテスト機能」を搭載。米連邦政府が定める情報処理規格「FIPS 140-2」の認証を取得している。

 データの転送速度は1秒あたりの読み出し速度が最大24Mバイト、書き込み速度が最大20Mバイトで、USBメモリを仮想メモリとして使用するWindows Vistaの機能「ReadyBoost」には未対応。

 本体サイズは22×78×12ミリで、重さは26グラム。防水仕様のチタンコートステンレスケースを採用している。2Gバイト、4Gバイト、8Gバイトの3モデルを用意し、店頭での価格はそれぞれ1万2000円、1万8000円、3万1000円前後の見込み。

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