政治も事業もバリバリこなす幕末スーパーマンの正体とは?gooランキング

あこがれの人物としてよく挙がるのが幕末の志士たち。では、上司として選ぶなら、誰の下で働きたいですか?

» 2008年08月18日 22時08分 公開
[NTTレゾナント(goo)]
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 黒船来航をきっかけに日本が近代国家への道を歩み始めようとしていた幕末――。日本の歴史上類を見ないほど国全体が大きく揺れ動いたこの幕末期には、新しい時代の道しるべとなるべく強烈なリーダーシップを備えた人物が同時多発的に出現しました。いずれ劣らぬ人間的な魅力を持つ幕末の有名人の中であなたが上司にするとしたら、果たして誰を選びますか?

 「上司にしたい幕末の有名人ランキング」で断トツの1位に選ばれたのは坂本龍馬でした。大政奉還の成立に尽力し、明治維新のきっかけを作った薩長同盟の締結に奔走した政治面での手腕はもちろんですが、近代日本最初の商社とも言われる亀山社中(後の海援隊)を結成するなど実業家としても有名です。「映画や小説で描かれる彼の姿は実際の人物像とは違うのではないか?」と指摘する声もありますが、政治活動と会社経営の両方をみごとにこなしてみせたその超人ぶりは「さすが!」というほかありません。

 その坂本龍馬の師匠にあたるのが、2位の勝海舟。若くして蘭学や西洋の近代兵法学を学び、山岡鉄舟高橋泥舟と共に「幕末の三舟」と呼ばれている政治家です。1860年には福沢諭吉ジョン万次郎らと共に咸臨丸で渡米し、帰国後は江戸幕府の海軍軍艦奉行などを務めました。旧幕府軍と新政府軍との間を取り持ち、江戸城無血開城によって江戸市中を戦火から救うなど、巧みな交渉術を持っていることで知られている勝海舟――。もし自分の部署に上司として彼が配属されてきたら、ぜひそのテクニックを教わりたいものです。

 1、2位共に魅力的な人物がランクインしましたが、上司としてであればこの2人以上に頼もしそうなのが、松下村塾を開いた3位の吉田松陰。7位の高杉晋作を筆頭に、伊藤博文山縣有朋井上馨など、後に活躍するそうそうたる面々を指導したのもこの人物で、「明治維新の精神的指導者」と言われています。時代のすう勢を見極め、的確に導いてくれる彼のような人物が上司になってくれたら、自分の(ビジネス)スキルも飛躍的にアップするのでは? と期待せずにはいられませんよね。

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