従来機種の5倍の明るさ 780グラムのLEDプロジェクタ仕事耕具

加賀コンポーネントは、光源にLEDを採用した小型プロジェクタ「KG-PL105S」を発表した。輝度は140ルーメンで、従来のLEDプロジェクタの約5倍だという。

» 2008年09月25日 15時30分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 加賀コンポーネントは9月25日、光源にLEDを採用した小型プロジェクタ「KG-PL105S」を発表した。発売は10月中旬で、店頭価格は14万円前後の見込み。


 154×117×50ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは780グラムとコンパクトなサイズ。光源には一般のプロジェクタに採用されている高圧水銀ランプではなく、LEDを採用している。解像度はSVGA(800×600ピクセル)で、1.1メートルの距離から40インチの画面を投影できる。

 高圧水銀ランプの寿命は最大3000時間程度であるのに対し、LEDは約7倍の2万時間で、ランプ交換の手間を解消する。また、通常使用時で31デシベル、輝度を80%におさえたエコモードでは23デシベルと静音性も従来機より向上した。

 海連の「X Pro920」や、独3Mの「MPro110 Mini Beamer」など、最近は光源にLEDを採用したコンパクトなプロジェクタが登場しているが、KG-PL105Sの輝度は140ルーメンと「他社のLEDプロジェクタの5倍以上」(加賀コンポーネント)。明るさだけで比べれば、2000ルーメン程度の水銀ランププロジェクタには劣るが、「小規模の会議やデスク上での使用には十分」だという。

 外部インタフェースはD-Sub15ピン端子とUSBで、JPG画像やDivX形式のAVIファイルをUSBメモリやデジタルカメラから直接投影できる。音声出力として1ワットスピーカーを内蔵する。オプションで20インチの折りたたみポータブルスクリーンを同時発売し、ACアダプター不要のポータブルバッテリーの発売も予定している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ