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» 2008年11月19日 17時00分 公開

PCから検索――セイコーの電子辞書、直接コピペも仕事耕具

セイコーインスツルは、ビジネスパーソン向けの電子辞書「SR-G9001」を発売する。USB接続したPCから、内蔵コンテンツの辞書検索が可能だ。

[杉本吏,ITmedia]

 セイコーインスツルは、ビジネスパーソン向けの電子辞書「SR-G9001」を11月30日に発売する。USB接続したPCから内蔵コンテンツの辞書を検索できるソフトウェア「PASORAMA(パソラマ)」を搭載した。価格は7万円。PCの対応OSはWindows 2000/XP/Vista。

(左)PCと接続して「PASORAMA」で検索しているときの、SR-G9001

 単体で電子辞書として使えるほか、PCにUSB接続して、内蔵したソフトウェア「PASORAMA」をインストールすれば、PCからも辞書コンテンツを検索できる。PASORAMAで検索したコンテンツは、メールなどに直接コピー&ペーストが可能だ。

 「電子辞書はPCに比べて操作性が悪い」「英文をWebサービスで翻訳しているが、翻訳精度に不満がある」といったユーザーに使ってほしいとしている。収録コンテンツは「リーダーズ英和辞典」「ジーニアス英和大辞典」「オックスフォード現代英英辞典」など30以上。

 「例えば、Web上の翻訳サービスで“To Whom it may concern.”という英文を翻訳すると、あるサービスでは“Whom.それ、5月のConcern”と翻訳されたり、別のサービスでは“それが誰に関係のあるかもしれないかに”となったりする。ちょっとこれでは使えない」(セイコーインスツル)。SR-G9001は80万以上の英語例文から一括検索が可能なため、正しく“関係者各位”という訳文を表示できるという。

PASORAMAでの検索結果表示画面。アイコンをクリックしてコピー&ペーストしたり、単語をダブルクリックしてページ内検索したりできる

 CDやDVD-ROMなどの辞書ソフトと比べての優位点は「やはり、コンテンツが充実している点。権威ある英語辞書のコンテンツを、これだけ多く搭載しているパッケージソフトはない」(セイコーインスツルの國友正成CP企画営業部長)。「もちろん、単体で通勤や通学中に使えるという点も、電子辞書だからこそ」とした。

 ただし、「今後発売するすべての電子辞書にPASORAMAを搭載するかは未定」(國友部長)。また、PCにインストールして使う翻訳ソフトなどでは、テキストをマウスオーバーして訳語をポップアップするなど高機能なものもあるが、「PASORAMAはまずはシンプルなインタフェースにとどめた」とコメントした。

 内蔵メモリは約128Mバイトで、音声教材とテキストをダウンロードして利用できる「テキストーク」機能などに対応。最大2GバイトのSDカードも使用できる。

 サイズは142.0×奥行105.5×16.0ミリ(幅×奥行き×厚さ)、重さは約250グラム。電源には同梱するACアダプタのほか、内蔵のリチウムイオン充電池か、市販の単四形アルカリ乾電池2本を使用できる。連続表示時間は、リチウムイオン充電池を使用した場合で約23時間、アルカリ乾電池を使用した場合で約12時間。

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