フェンリルは、提供するWebブラウザの最新版「Sleipnir 2.8.4」を公開した。ページ読み込みを最適化することで処理速度が向上したほか、ActiveGeckoBrowserプラグインのプリインストールを廃止し、インストーラを簡素化している。
フェンリルは12月8日、提供するWebブラウザの最新版「Sleipnir 2.8.4」を公開した。ページ読み込みを最適化することで処理速度が向上したほか、ActiveGeckoBrowserプラグインのプリインストールを廃止し、インストーラを簡素化している。
2.8.4では、ページ読み込みに関する処理にチューニングを行い、処理速度が向上した。また、インストール作業を簡素化。GeckoエンジンをActive Xコントロールで利用するためのプラグイン「ActiveGeckoBrowser」のプリインストールをやめ、Roboformとマカフィー・ウイルススキャンの無料試用版もインストーラから外した。ActiveGeckoBrowserは、今後はSleipnir公式サイト上で配布する。
このほか、特定のバージョンのurlmon.dllで正常に動作しないことがあった不具合や、オプションのUserAgent設定で長めの文字列を入力すると、動作が不安定になることがあった不具合などを修正している。
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