パイロットによると「静かなブーム」だという水彩色鉛筆。同社ではホルダー式水彩色鉛筆「パイロット・ウォーターカラー」を2月10日に発売する。
パイロットコーポレーションは、ホルダー式水彩色鉛筆「パイロット・ウォーターカラー」を2月10日に発売する。価格は157円。
水彩色鉛筆は、描いた絵を水筆でのばすだけで水彩画の色彩やタッチを簡単に表現できる画材。パイロット・ウォーターカラーは、この水彩色鉛筆をホルダー式にしたもので、ペン本体の尾栓を回転させることで、芯の出し入れや長さの調節ができる。通常であれば、芯を削ったり、削るたびに本体が短くなったりしていたが、ホルダー式なので、削る手間を省ける上、芯を最後まで使い切ることが可能だ。替芯の交換もできるようになっている。
芯には、細部まで描画できる直径3.0ミリのスリムタイプを採用した。「丈夫で折れにくいにもかかわらず、水溶けや混色に優れ、滑らかな描き心地。乾いてからは耐水性もある」(パイロット)。先端を円錐形に削り、色鉛筆の筆記感に近づけた。酸性材不使用のアシッドフリーのため紙を傷めることもないという。
カラーは、ホワイト、レモンイエロー、イエロー、ペールオレンジ、イエローオーカー、オレンジ、レッド、ディープレッド、コーラルピンク、ピンク、モーヴ、バイオレット、ロイヤルブルー、コバルトブルー、スカイブルー、ターコイズブルー、グラスグリーン、アップルグリーン、グリーン、フォレストグリーン、ダークブラウン、ブラウン、クールグレイ、ブラックの24色。単色商品のほかに、専用布製ケースに入った12色セットを2種類(各3150円)用意した。替芯は1本84円で、水筆ペン(525円)も発売する。
パイロットによれば、「(水彩色鉛筆は)スケッチ、カード書き、絵手紙などに手軽に使え、シニア・シルバー世代を中心に静かなブーム」だという。
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