調教2日目の朝、ピーの助ことVAIO type Pを晴れて外に連れ出しました。使い勝手抜群のインナーケースごとショルダーバッグに入れ、うきうき気分でカフェに向かったところ……。
こんにちは。ピーの助こと、VAIO type Pの“調教”にあくせくしているBiz.IDのトヨシマです。初日に文字サイズやポインティングデバイスを調教したピーの助に、使い勝手のいいインナーケースをかぶせた2日目の朝、彼をカフェに連れ出し原稿執筆することに。
カフェに向かう道中、ピーの助は「ポケットに入るPC」の実力を見せ付けてくれました。まず小さい。小さなバッグでも余裕で収納できました。しかも軽い。以前紹介したThinkPad X41用に使っていたカバンのような重みを肩に感じないんですよ! 小さなバッグでも通勤できそうだから、万年肩こりとサヨナラしちゃえるかも。
カフェに着いても“毛並み”のよさを発揮。まずトレー1台置いただけで手狭になる「お1人様用」の席で、トレーをどけずに作業できたんです。今まではトレーを片付けてから作業していたので、これは大助かり。
おまけに間接照明に照らされた塗装表面が、オフィスの蛍光灯の時よりキラキラ光って映えるんですよコレが。「連れ出してよかった」と感慨(かんがい)に浸っていたところ……。
小さな体ながらピーの助、電源の取れない席でまたまた力を発揮してくれました。それはバッテリーの持ちのよさです。購入時の設定にWordとExcelをインストールした設定で、Wordを使って原稿書きに臨んだところ、2時間45分持ちこたえたんです。使ったバッテリーはSサイズ。スペック表には「4.5時間駆動」とあります。店員さんによると「スペック表の時間の半分が実際に持つ目安」だから、これだけ持てば十分。
とはいえ、外でPCを使う時は1分でも長くバッテリーを持たせたいもの。「もっと長く持つ方法ないかしら」と、思案していると1通のメールが。タイトルは「バッテリー切れ対策」とあります。
1.ディスプレイの明るさを抑える: 購入時、液晶ディスプレイは最も明るい設定になっている。[Fn]キーを押しながら、[F6]キーを押すと暗くなる。暗くなりすぎたら[F5]キーを押す。
2.「VAIOスタミナ設定」に: 購入時の「電源プラン」は「標準設定」。コントロールパネル内「VAIOの設定」−「電源・バッテリ」−「VAIOスタミナ設定」を選択。
3.スクリーンセーバーを「なし」に: コントロールパネル内「個人設定」−「スクリーンセーバー」を「なし」に。
4.常駐ソフトは最小限に: バックグラウンドでソフトが動いていると、気づかないうちに電力を消費するため、常駐ソフトはなるべく動作を止める。
5.通信しない: 側面にある「WIRELESS」ボタンをOFFにする。
6.電源は切らず「スリープ状態」を活用: 最初からPCを起動させると電力消費もばかにならないため、使い終わっても電源は切らない。コントロールパネル内「電源オプション」−「カバーを閉じたときの動作」−「スリープ状態」を選択する。
書いてあるとおりコツコツと設定して再度カフェへ向かったトヨシマ。執筆開始から2時間30分経過した時点でバッテリーの残り時間を確認すると、「残り:あと1時間25分」とあります。おお! この調子でいくと今回は4時間持つかも。まだまだ仕事ができそうです。それではまた〜。【つづく】
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