ランプ2つで輝度2倍 NEC、6200ルーメンのビジネスプロジェクタ仕事耕具

NECディスプレイソリューションズは、2つのランプをセットできる「2灯式ランプシステム」を採用したビジネスプロジェクタ「NP4100J」「NP4100WJ」を発売する。

» 2009年02月18日 14時30分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 NECディスプレイソリューションズは、DLP方式のビジネスプロジェクタ「NP4100J」とワイドモデルの「NP4100WJ」を3月23日から順次発売する。オープン価格で、実勢価格は両機種とも70万円前後の見込み。


 「NP4100J」「NP4100WJ」は、2つのランプをセットできる「2灯式ランプシステム」を採用したプロジェクタ。2つのランプを同時に使えば輝度を2倍にでき、1つずつ使えばランプ交換の作業周期を伸ばせる。「ランプ自動切り替え機能」も搭載し、ランプ1つでの投影時にランプ寿命が切れそうになった場合、もう一方のランプに自動で切り替えて投影が途切れるのを防ぐ。

 NP4100Jはランプ2灯時の輝度が6200ルーメン、1灯時の輝度が3100ルーメン。解像度はXGAで、0.78〜3.24メートルの距離から50〜200インチの映像を投影できる。ワイドモデルのNP4100WJは、ランプ2灯時の輝度が5500ルーメン、1灯時の輝度が2700ルーメン。解像度はWXGAで、0.84〜3.48メートルの距離から50〜200インチの映像を投影できる。両機種とも、コントラスト比はランプ2灯時で2100対1、ランプ1灯時で1000対1。

 本体の位置を動かすことなく投影画面を動かせる電動レンズシフト機構と、台形ゆがみ補正機能を搭載した。中間色の再現性に優れた「BrilliantColorテクノロジー」を採用し、「自然風景などの映像を鮮やかに投影できる」という。スタンバイ時の消費電力は1ワットと、従来機種の5ワットに比べて低コストで使用できる。

 インタフェースとしてミニD-Dub15ピン/DVI-D/Sビデオ/RCA端子などを備え、3ワットスピーカー2つを内蔵する。サイズは505×385×197ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは約17.5キロ(レンズユニット含まず)。オプションとして交換用ランプ(6万3000円)も同時発売する。

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