キヤノンは、フラットベッドスキャナ「CanoScanシリーズ」の新製品として「CanoScan LiDE 700F」を発売する。スキャンボタンを押すだけで原稿の種類を自動判別し、原稿に適した設定でスキャンできる「おまかせスキャン」機能などを搭載している。
キヤノンは、フラットベッドスキャナ「CanoScanシリーズ」の新製品として、CIS(コンタクトイメージセンサー)を採用した「CanoScan LiDE 700F」を4月上旬に発売する。オープン価格で、キヤノン直販サイトでの価格は1万5980円。Windows 2000/XP/Vista、Mac OS X 10.3.9以降をサポートする。
LiDE 700Fは、キヤノン独自の「LIDE(LED InDirect Exposure:LED間接露光読み取り方式)」技術を用いたCISタイプのフラットベッドスキャナ。A4カラー文書原稿を約12秒でスキャンできる。解像度は反射原稿スキャン時が4800×4800dpi、フィルムスキャン時が9600×9600dpi。
スキャンボタンを押すだけで原稿の種類を自動判別し、原稿に適した設定でスキャンできる「おまかせスキャン」機能を搭載。スキャンした原稿や写真を自動で分類、表示できるほか、画像の補正や加工も可能だ。同梱した入力統合ソフト「MP Navigator EX」を利用すれば、PDFファイルの作成や編集なども簡単に行える。
本体には「COPY」「SCAN」「PDF」など使用頻度の高い専用の「EZボタン」を装備し、USBバスパワーからの電源供給にも対応。縦置き、横沖、立てた状態での設置と3通りの設置形態に対応し、「快適な操作性を実現した」(キヤノン)という。
インタフェースとしてHi-Speed USBポートを備える。本体サイズは292×409×44ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは約2.1キロ。
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