両面印刷、A3対応で8万円、ブラザーのインクジェット複合機仕事耕具

ブラザー工業は、自動両面印刷と両面コピー機能を搭載したA3カラーインクジェット複合機「MFC-6890CN」を発売する。本体前面には4.2インチのタッチパネルを採用し、ほとんどの操作が画面をタッチするだけで行える。

» 2009年05月19日 12時29分 公開
[杉本吏,Business Media 誠]

 ブラザー工業は、「ジャスティオ」シリーズのA3カラーインクジェット複合機「MFC-6890CN」を6月2日に発売する。オープン価格で、直販Webサイトでの価格は7万9980円。


 MFC-6890CNは、プリンタ/コピー/スキャン/ファクス(PCファクス)機能を搭載したカラーインクジェット複合機。2008年9月に発売した「世界最小」(同社)のA3カラーインクジェット複合機「MFC-6490CN/5890CN」の上位機種という位置付けで、A3対応ながら「デスクサイドにも置ける」(ブラザー工業)というコンパクトさが特徴だ。さらに自動両面印刷機能(A4サイズ以下の普通紙に対応)も追加した。

 本体前面には4.2インチのタッチパネルを採用。ほとんどの操作が画面をタッチするだけで行えるという。受信したファクスを液晶画面で確認できる「みるだけ受信」や、PCディスプレイ上の文書データを直接ファクスに送受信できるPCファクス、データをメールの添付ファイルとして送信するインターネットファクス機能も備えた。

 A4サイズの印刷速度はカラー毎分35枚、モノクロ毎分28枚で、モノクロ1枚あたりのインクコストは6.8円と「業界最安レベルの低ランニングコスト」(ブラザー工業)。給紙枚数は上段トレイに100枚、下段トレイに250枚の計350枚となっている。

 インタフェースとしてUSB2.0/コンパクトフラッシュメモリースティックポートなどを備え、10BASE-T/100BASE-TXによる有線LAN接続、IEEE802.11b/gの無線LAN接続機能も搭載する。本体サイズは540×488×323ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは約15.6キロ。

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