死ぬほどの恋ができない、2つの理由20代にしておきたい17のこと(5/6 ページ)

» 2012年11月30日 11時00分 公開
[本田健,Business Media 誠]

パートナーのイメージを持つ

 将来のパートナーのイメージを持っておくことも大切です。自分のパートナーには、どういう人がいいのか。

 「こういう男性がいい」「こういう女性がいい」というイメージがないと、出会う人がみんなよく見えたり、逆に、みんな違うと思ったりということがあります。

 いちばん避けたいのは、「ちょっと違うんだけどなあ」と思いながらも結婚してしまい、あとで「どうして、こんなやつと結婚してしまったのか」と後悔することです。ちなみに、驚くほど多くの人がそういう結婚をしています。

 愛せる人に出会うには、行動範囲を拡げることです。これは、ライフワークでも同じことで、要はマーケティングなんです。

 例えば、自分が理想とする相手なら、どこでごはんを食べるだろう? どこに遊びにいくだろう? どういう人たちと一緒にいるだろう? ということを考えて、そういった人が集まっていそうなところに行けばいいのです。

 自分が好きになるような女性は、料理を学んだり、ワインの会や美術鑑賞会に出ているだろうなと思ったら、料理の教室や美術館主催のイベントに行ってみたり、あるいはお菓子作りの会に行ってみるのです。そういうふうにすると、料理が好きだとか、料理に興味のある女性に出会えるはずです。

 男性に理知的なものを求める人は、読書会や、誰か作家の講演会などに行くのもいいかもしれません。知的好奇心旺盛な男性は、そういうところにいるはずなのです。

 スポーツが好きな人がよければ、山登りのサークルに入ってみる、テニスのスクールやサークルに入るのもいいでしょう。

 そうしているうちに、こんどは、そんな自分の理想の相手にふさわしい自分になりたいと思うようになります。

 恋をするというのは、すべてのモチベーションの源になります。自分がモテたい、こういう人に愛されるようになりたいと思う気持ちが、モチベーションにもなっていくのです。

 「死ぬほどの恋」は、いまはまだ架空でもいいのです。きっとこういう人が私を好きになってくれるだろう、こういう将来が待っているだろうと思って、そのための準備をしておけば、恋は自然についてくるのではないでしょうか。

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