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» 2012年12月14日 11時00分 公開

運のいい人と悪い人はどこが違うのか20代にしておきたい17のこと(2/3 ページ)

[本田健,Business Media 誠]

3つの運を意識しておく

book 『20代にしておきたい17のこと』(だいわ文庫)

 わたしは若い頃、メンターに「3つの運を持ちなさい」と教えられました。「3つの運」とは、

 1. 上から引っ張り上げてもらう運

 2. 横から支えてもらう運

 3. 下から持ち上げられる運

 です。自信がある人は、自分の力を頼りにします。だから、ひとりよがりになりがちです。何かしてもらわなくても、1人でやり遂げられると思っています。

 それはけっして悪いことではありません。けれども安定的に成功しようと思ったら、1人ではダメなのです。助けてもらうことで、あなたが本来持っている運(力)が何倍にも大きく育っていきます。

 それには、3つの運を上げることです。年上に可愛がられ、仲間に応援され、下の人たちがあなたのためだったらと駆けつけてくれる……そんな人間になることです。

 運のいい人にもいろいろいますが、たいていは、この3つのうちのどれか1つしか恵まれていません。でも、他の2つとのバランスも大事なのです。

 例えば、目上から可愛がられる人は、仲間からは浮いてしまっているということはありがちです。それでは寂しいですね。だから、3つの運をいつも意識しておきましょう。目上だけ見ていてもダメだし、仲間や下の人たちだけもダメです。3つの運がそろって初めて、あなたは幸せに成功することができます。

他力本願では人生は上昇しない

 「運がよくなりたい」「ラッキーな人生を送りたい」と思っても、ただタナボタを待っているだけでは何も落ちてきません。運さえあれば成功できるのに、うまくいくのにと考える人には、人生の転機はやってこないのです。

 第4章では「自分がワクワクすることを100%やりきる」ことが大切だという話をしました。運をよくするのもこれに尽きるといっても過言ではありません。

 他力本願では、運もチャンスもやってこないのです。幸運は、やるべきことをふだんからしっかりやっている人に贈られる、ご褒美のようなものです。

 一夜にして成功するという言葉がありますが、そんな奇跡は起こりません。これは『強運を呼び込む51の法則』(大和書房刊)にも書きましたが、ある有名な映画俳優がアカデミー賞の授賞式で「人はわたしが一夜にして成功したと言うが、その夜は20年も長かった」と語ったそうです。

 運は、人生の動きの中にしか起きてきません。
 自分の中の気を動かしてください。それが、やる気、元気になっていきます。
 本を読んだり、映画や芝居を観て、心を動かしましょう。
 散歩をしたり、旅行に出たり、人に会ったり、からだを動かすのです。
 それが、あなたの「運の木」を育てる栄養になるでしょう。
 運を味方につけて、最高の人生を送ってください。

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