ある人と名刺交換をしたときのこと。その人はさっとスマホを取り出して名刺を撮影。「……これ、お返しします」と言った。その時から私の名刺管理は変わっていった。
ビジネスパーソンにとって必須アイテムともいえる「名刺」。月日とともに枚数が増え、机の中ではいくつもの名刺ホルダーが場所を取っている……なんていう人は、多いのではないだろうか?
会社員やフリーランスなど、名刺は働き方に限らず使う。中には、手作り名刺を持って就職活動に取り組む学生もいるほどだ。しかし名刺管理には、次のような悩みをよく聞く。
など。そんな私も、少し前までは同じ悩みを持っていた。しかしある日、衝撃的な光景が私の名刺管理を変えだのだ。
「……これ、お返しします」
仕事である取材をしたときのこと。普段通りにまずは名刺交換をしたのだが、相手がおもむろにスマートフォンで名刺を撮影し、こう言った。
「名刺はデータ化してまして。紙がもったいないので、これはお返ししますね」
手元に戻された名刺に目をやりながら、しばし停止。人によっては失礼だと怒りそうなこの行為だが、私は怒りではなく、
「これがスタンダードになってきたのか」
という驚きを受けた。
もちろんアプリを始め、名刺管理用のITツールが存在することは知ってた。しかしOCR機能は残念なものが多く、また手入力では非効率。取材相手は間違いなくITを駆使した効率化を実践する人物だったので、彼がスマートフォンで名刺を撮影・管理したことに、衝撃を受けたのだ。
その人が使っていたのは、「Eight」というアプリだった。すぐに私もEightを導入してみた。実際には、他にもいくつかの名刺管理ツールをリサーチ&検証した。その際、私が重視したのは以下3つのポイントだ。
これらを満たしていたのが、Eightだった。実際には後から少し難点が出てくるのだが、まずはメリットに感じた部分を紹介しておく。
先ほど挙げた3つのポイントを全て満たしている。また名刺情報はサーバで管理されるため、スマートフォンを機種変更しても同じアカウントでログインすれば変わらず使用できる。