早速、スキャナとしての実力を試してみよう。まずは「ドキュメントモード」でA4サイズの文書を読み込んでみた。
スキャンした画像を見ると、全体にボケた感じで解像感がなく、細い線や小さい文字は薄く飛んでしまうこともある。残念ながら、OCRには適さないレベルといえそうだ。書籍や雑誌の「自炊」に使えるレベルにはないと思う。
次に名刺もスキャンしてみた。
名刺の場合もやはり解像度が不満だ。OCRには適さないレベルと思う。
しかも、写真のように、文書にやや強めの光を当ててしまった場合、読み込んだ画像にテカリが出たり、白飛びが発生したりしやすいようだ。逆に暗くするとノイズの多い画像になってしまう。かなりこのスキャナは照明の仕方が難しいように思う。
そこで光の当て方をいろいろ工夫してみた。直接光ではなく間接照明にしたり、光源との距離を遠ざけたりして、原稿に当たる光の量を調整した。結果、最初のスキャンよりもやや改善されたと思うが、ここまでで精一杯だった。
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