オフィスに置き菓子ならぬ“置き野菜”、スナック感覚で気軽に――「OFFICE DE YASAI」週1で新鮮な野菜が届く

オフィスで小腹が空いたら、甘くてフルーツのようなトマトやスナック感覚で食べられるじゃがバターはいかが? 毎週1回、“置き菓子”感覚でオフィスに新鮮な野菜を届ける宅配サービスが登場した。

» 2014年04月22日 07時00分 公開
[Business Media 誠]
Photo OFFICE DE YASAI

 小腹が空いたときには、甘くておいしい野菜やフルーツを――。オフィスで人気の置き菓子を、スナック感覚で食べられる“野菜”で提供しようというサービスが登場した。その名も「OFFICE DE YASAI」(オフィスでヤサイ)。毎週1回、オフィスに食べきりサイズの新鮮な野菜を配達する。

 オフィスに届くのは、甘くてフルーツのようなミニトマトやミニにんじん、手軽につまめるディップ付きのミニきゅうりなど。いちごやきんかん、切り干し大根などの提供実績もあり、近日中にはミニじゃがバターやラディッシュ、ブルーベリーも登場する予定だ。野菜はOFFICE DE YASAIが提供するA3サイズの野菜保存用小型冷蔵庫(40〜50パックの野菜を保存可能)で保管する。

Photo 栄養たっぷりの新鮮な野菜やフルーツをスナック感覚で食べられる

 農薬や化学肥料の使用を極力おさえた野菜を選ぶなど、安全性にも配慮。提携する農家についても、味にこだわる野菜やフルーツの生産者を厳選している。

Photo KOMPEITOの川岸亮造社長

 サービスを始めたきっかけについて、OFFICE DE YASAIを提供するKOMPEITOの川岸亮造社長は、「忙しいビジネスパーソンは、なかなか新鮮な野菜を食べる機会をつくれない。偏った食事をしがちな人たちに、ヘルシーで食べやすい野菜を提供したかった」と話す。生産者側にも、「これまでサイズが小さすぎて廃棄処分していた野菜を生かせるだけでなく、安定した価格で野菜を販売できるというメリットがある」と川岸氏。同氏は、野菜を生産する農家と作った野菜を食べるオフィスの人たちとのコミュニケーションも重視しており、たびたびオフィスツアーも行っている。

 導入企業はプレサービスの段階で43社48拠点を超え、川岸氏によれば「ポケットマネーで買って社員に配り、コミュニケーションのきっかけづくりにしている社長もいる」という。

 料金プランは、企業が野菜の代金を全額負担する「OFFICE DE YASAI レギュラー」、従業員が各自で代金を支払う「OFFICE DE YASAI パーソナル」、従業員と企業が代金を折半する「OFFICE DE YASAI ライト」の3種から選べる。野菜1パックあたりの価格は200円(従業員全額負担の場合)。

 4月22日時点の配達エリアは東京・渋谷区、新宿区、港区、千代田区・中央区、品川区で、今後、順次拡大する予定としている。

OFFICE DE YASAIを試食できるイベント「クラウドプラス 2014」

 4月24日、東京・赤坂の+PLUS(千代田区永田町 2-13-5 赤坂エイトワンビル 1階)で開催されるイベント「クラウドプラス 2014」(参加料無料、要事前登録)で、「OFFICE DE YASAI」が試食会を実施します。サービスについて詳しく知りたい人、導入を検討している企業の担当者は要チェック。


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