それはさながら“雲の向こうのマーケティング部長”――。オウンドメディアの立ち上げや運用に欠かせないCMSやSEO対策、SNS投稿、メルマガ配信、アクセス解析などのツールをパッケージで提供するサービスが登場した。
オウンドメディアを始めたいけれど、どこから手を付けたらいいのか分からない――。こんな課題を持つ企業を支援するサービス「Cloud CMO」が登場した。
Cloud CMOは、その名の通り、マーケティングにかかわるさまざまな業務を、まるで“雲の向こうにマーケティング部長がいるかのように”サポートするサービス。コンテンツ制作時に必要となるCMS(Content Management System:コンテンツを管理するためのシステム)やSEO対策、SNS投稿、メルマガ配信、アクセス解析をパッケージで提供する。
記事の投稿は、作成時にプレビュー画面を見ながら作成することができ、同じページ上からTwitterやFacebookへの投稿も行える。記事の配信後にはページビューやユニークユーザーの数、流入元、コンバージョンレートなどが表示されるので、投稿記事の効果を分析した上で次のコンテンツ作りを検討できる。SEO対策機能は、登録したキーワードでの記事の順位や、ブログ記事内のキーワードの数を手間をかけずにチェックすることが可能だ。
オウンドメディアの運営に必要な機能を1つのサービスの中に用意し、自動で分析データを表示することで、運営担当者は手間をかけずにSEO対策を施したりアクセス結果の分析を行え、コンテンツ作りに専念できるようになる。また、Cloud CMOを提供するイノーバは、オウンドメディア向けコンテンツの提供も手掛けており、コンテンツ制作に困った場合には相談することも可能だ。
価格は初期費用が10万円、月額利用料は7万9800円(スタンダードコース)。ランディングページを無制限に作成でき、リード情報管理やSEO対策サポートなどを強化したエンタープライズ版の月額利用料は23万9800円。
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