ぺんてる、Mac OSでも使える「airpenMINI」:仕事耕具
ぺんてるは、受信ユニットのサイズを小型化したデジタルペン「airpenMINI」のMac OSにも対応したバージョンを発売する。受信ユニットをMacにUSB接続して、筆跡をTIF形式の画像データとして取り込めるようになった。
ぺんてるは、受信ユニットのサイズを小型化したデジタルペン「airpenMINI」のMac OSにも対応したバージョンを3月18日に発売する。Mac OS X v10.5以降のほか、Windows 2000/XP/Vistaでも利用できる。オープン価格だが、販売想定価格は従来のWindows専用機と同じく1万5000円程度の見込み。
デジタルペンとは、紙に手書きで書き込みつつ、その筆跡をデジタルデータとしてPCなどに取り込み、保存できるデバイス。airpenシリーズでは、ペン内に超音波・赤外線発信装置を持ち、それを受信する小型センサーユニットと組み合わせることで利用する。airpenMINIではユニットを従来機の3分の1に小型化することで、携帯性を増した。
今回発売する「airpenMINI・Mac対応バージョン」では、受信ユニットをMacにUSB接続して、筆跡データをTIF形式の画像データとして取り込めるようになった。ただしOCR機能は搭載しておらず、テキストデータとしては取り扱えない。接続時は、Windows版と同様にデジタルペン本体で画面操作などが可能なタブレットとしても機能する。また、受信ユニットのカラーリングをメタリックブルーに変更。デジタルペンとユニットのカラーリングをそろえたという。
なお、ハードウェアとしてはこれまでのWindows専用機と同等で、従来通りWindowsでも利用できる。筆記範囲はA4サイズまでで、受信ユニットには2Mバイト(A5/約100ページ相当)の容量を備えている。電源はデジタルペンがSR41を2つ(連続筆記:90時間程度)、受信ユニットがリチウムイオン充電池(連続使用:15時間)。サイズと重さはデジタルペンが145×10.5ミリ(長さ×直径)、約17グラム、ユニットが68×33×21ミリ(幅×奥行き×高さ)、約30グラム。
ぺんてるによれば、3月下旬には既存airpenMINIで利用できるMac OS向けユーティリティソフトをダウンロード提供する予定。これまでのユーザーもMac OSで利用できるようになるという。
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