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「有給」って「有休」じゃないの?:“有給&残業”攻略法
絶賛公開中の特集「“有給&残業”攻略法」。でも違和感を感じた人もいるかもしれません。そう、タイトルです。「有給って有休じゃないの?」――。
5月の総務特集「“有給&残業”攻略法」、ご覧いただけましたでしょうか。編集部の塙記者が熱心に取材した特集です。ここでアレおかしいな、と感じたあなた。そうあなたです。きっと日本語への感度が高いはず。「有給って有休じゃないの?」――。
確かに厚生労働省によると「有休」が正解のよう。ただし、手元の大辞林(iPhoneアプリ版)で探してみると「【有休】有給休暇の略。有給」とあります。また筆者のATOKに搭載された明鏡国語辞典だと「有休」は登録がなく、「有給」の項目に「−−休暇の略」とありました。ということは、どちらでもいいのかもしれませんね。
ちなみに当の誠 Biz.ID編集部でも「有給、有休、どっちにしようか?」と悩みました。結局、「給料があって休むから給料の方が重要」と考え、有給を選んだと記憶しています。まあ、世の中にはせっかくの有給も休まず出社している人がいると思えば、有給(なのに休まないこともある)の方が実情に即してそうです。
かくいう編集部でもなかなか有給消化が進まなかったりして、人の会社を笑えません。「有給でも有休でもどっちでもいいから休ませて!」――塙記者の本音もこんなところにあるかもしれませんね。
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