月間スケジュールを手軽に持ち歩ける専用ノート:3分LifeHacking
月間スケジュールの記入に適した、ぴったり31行を備えた縦長タイプのノートを紹介しよう。ToDoの管理にも利用できる。
従来のスケジュール管理といえば紙の手帳が定番だったが、最近ではグループウェアやWebサービスを用いるという選択肢も増えてきている。これらデジタルツールであれば、全体のスケジュールが数日もしくは数週間単位で後ろにずれた場合でも、ドラッグするだけで移動させることができる。スマートフォンの普及により、外出先でもスケジュールの記入や確認ができるようになったことも、普及を後押ししている。
もっとも、複数のメンバーで集まってスケジュールの打ち合わせをする時に、一覧性が低いスマートフォンの画面上で細かいスケジュールを決めていこうとすると、ミスも起こりやすい。ホワイトボードやノートに書き出していく方法もあるが、ホワイトボードだといちいち手書きの罫線を引かなくてはいけないし、一冊のノートや手帳をみんなが覗き込んでスケジュールを書き込んでいくのは、あまりスマートとはいえない。間違えないように転記するのも大変だ。
こんな場合に重宝するのが、今回紹介する「バーチカルプランナー」だ。これは縦長の形状をしたノートで、ぴったり31行ぶんの罫線が引かれているので、1カ月分の予定をスムーズに立てることができる。上部にはミシン目がついており、1枚ずつ切り取ってメンバーに配布したり、手元の手帳やノートに挟み込むことができるので、他のスケジュール管理ツールが使えない場合に活用できる。
せっかく31行あるにもかかわらず日付の数字が振られていないのは少々意外だが、これはToDoリストとしても使えるという理由によるもの。実際に使ってみるとスリムなことから持ち歩きやすく、手軽に取り出せるなど使い勝手は良好だ。最近ではスマートフォンやPC任せで紙の手帳を持ち歩いていない人も少なくないだろうが、グループウェアやWebサービスではカバーできない範囲をうまく埋めてくれるツールとして、このノートを活用してみてはいかがだろうか。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
---|---|---|
バーチカルプランナー | 525円 | ハイタイド |
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