エプソン初のモバイルスキャナ「DS-30」、重量325グラムの軽量モデル:仕事耕具
セイコーエプソンは、同社初のモバイルスキャナ「DS-30」を6月15日に発売する。名刺〜A4サイズに対応し、外出先などで利用する用途に向く。
セイコーエプソンは、A4サイズ対応のモバイルスキャナ「DS-30」を6月15日に発売する。実勢価格は1万4980円。
DS-30は、同社のスキャナとしては初のコンパクトモデル。重量325グラムの軽量感を特徴とし、本体サイズ276×50×36.5ミリ(幅×奥行き×高さ)で、1枚当たりのスキャン速度は解像度600dpiでカラー約6秒、モノクロ約2秒。解像度300dpiで、カラー/モノクロが各約3.6秒。名刺〜A4サイズのスキャンに対応する。
USBバスパワー駆動タイプで、本体にバッテリーやメモリは持たない。付属のUSBケーブルとPCと接続し、本体スイッチを押せばすぐにスキャンを開始する。外出先でさっとスキャンし、それらをデータとしてスマートフォンやタブレットで持ち運ぶなどの用途に向いている。
付属品として、本体とUSBケーブルが入るキャリングポーチ、クリーニングシートのほか、ユーティリティーソフト「Document Capture Pro」を同梱する。ソフトはWindows XP/Vista/7搭載のPCで起動し、スキャン後のデータ編集や仕分け、スマートフォンやタブレットなど他端末への転送ができる。同ソフトからEvernote、Googleドキュメントに連係してデータを送ることも可能だ。
セイコーエプソンによると、2011年度のスキャナ市場のうち同社のシェアは約22%。今回、モバイルスキャナ「DS-30」をラインナップに加えたことで、市場をけん引する個人ユーザーをさらに取り込み、2012年度はシェア30〜40%まで拡大したい狙いだ。なお、5月25日にはA4ドキュメントスキャナ「ES-D200」の後継モデルに当たる「ES-D350」も発売予定。
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