日立製作所ユビキタスプラットフォームグループは2月1日、企業向けPDAを利用したモバイルソリューションサービスの提供を発表した。2月10日より提供を開始する。
4.0インチ液晶とスライド式キーボードを搭載したPDA「FLORA-ie MX1」は、シャープから「Zaurus SL-6000」シリーズのOEM供給を受けたもの。ただし、Zaurus SL-6000のOSはLinuxだが、FLORA-ie MX1はWindows Mobile 2003 Second Edition for Pocket PCを採用している点が大きく異なる。
製品名 | FLORA-ie MX1 |
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OS | Windows Mobile 2003 Second Edition for PocketPC |
CPU | Intel XScale PXA255/400MHz |
本体メモリ | Flash ROM 64Mバイト/RAM 128Mバイト |
液晶 | 640×480ピクセル、4.0インチ |
I/Oインタフェース | MMC/SDカードスロット×1、Type II CFカードスロット×1 |
サイズ | 158×80×20.4ミリ |
価格 | オープンプライス、日立ダイレクト価格は9万3450円 |
発売日 | 11月10日 |
備考 | Bluetooth、無線LAN機能内蔵 |
FLORA-ie MX1を利用したモバイル向けシステムも製品化する。業務システム支援サービスとしては、業務支援システム「eセールスマネージャー」によるシステム構築のほか、業務向けに特化したアクシスソフト製ブラウザ「Biz/Browser for PDA」を、FLORA-ie MX1にインストールするサービスを提供。ほかには、社内イントラネットへモバイルでアクセスする場合に利用するVPNクライアントなど、セキュリティ環境構築も請け負う。
FLORA-ie MX1単体での販売は日立ダイレクトでも行う予定。その他のシステムは個別見積とする。
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