調査会社IDGが2月2日発表した統計によると、10〜12月期の世界PDA出荷台数は前年同期より18.7%減って280万台となり、4四半期連続で前年より減少した。前期比では37.4%増となっている。
2004年通期の出荷台数は920万台で前年より13%減少、3年連続の落ち込みとなった。年間の出荷台数が1000万台を割り込んだのは1999年以来。ソニーなど大手の撤退が響いた。
10〜12月期のベンダー別シェアは、palmOneが42%で首位を維持、次いでHPが27.5%、Dellが7%。4位には欧州でGPS機能搭載端末の出荷を伸ばしたMedionがシェア4.1%で食い込み、5位はMiTAC傘下のMioが入っている。
年間のシェアはpalmOne(39.6%)を筆頭に、HP(27.1%)、Dell(7.6%)、ソニー(4.6%)、Medion(2.5%)の順。
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