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» 2005年04月15日 23時41分 公開

YOZAN、品川区の「児童見守りシステム」端末を受注

[ITmedia]

 YOZANは4月15日、品川区とNPO法人「ものづくり品川宿」が共同で開発した近隣セキュリティシステムの専用端末を受注したと発表した。同社サービス名称は「児童見守りシステム」。

 品川区では連れ去りなどの犯罪から児童を守るため、「ものづくり品川宿」と共同でシステムを開発。児童の所在地を特定できる緊急通報機を、区内の児童約11,500人に配布する予定で、YOZANが同NPO法人が開発した近隣セキュリティシステムの仕様に基づく専用端末を、同NPO法人より受注した。

 同セキュリティシステムは、PHS機器をベースにした卵型携帯端末「スクールベル」と、中継用親機「VSフォンII」、全体を統括するセンターシステムで構成される。VSフォンIIは特定小電力無線LANを内蔵し、携帯端末が発信した電波をセンターシステムに中継する機能を有している。

 児童が危険を感じて「スクールベル」のピンを引っ張り、防犯ベルを鳴らすと、メッシュ配置された中継用VSフォンIIとPHS網を経由して、センターに情報を伝達。児童の位置を特定すると共に、センター職員、学校関係者、保護者、区内の協力者に一斉通報される。また、児童から最も近いVSフォンIIに対しても通報が伝達されるため、VSフォンII設置に協力している近隣住民も、児童のもとに駆けつけることができる。

 同社は卵型携帯端末「スクールベル」13,200台、中継用親機「VSフォンII」400台、および通信料収入約11,500回線相当分を受注。品川区は6月下旬から、区内の児童約1,300人を対象に、同システムの実験を行い、9月より本格稼働を予定しているという。

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