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» 2005年04月22日 22時46分 公開

5分で分かる、今週のモバイル事情4月16日〜4月22日

ボーダフォンは苦境の原因を「世界共通仕様の3G端末にあった」と認めた。KDDIは電子書籍のポータルサイト「EZ Book Land!」を展開する。

[吉岡綾乃,ITmedia]

ボーダフォン、“世界共通”3G端末の失敗を認める

 契約者数の純減傾向が続き、3Gへの移行に苦しむボーダフォン。18日に行われた社長会見で、新社長のビル・モロー氏と会長の津田志郎氏は苦境の原因の1つを「グローバルに焦点を合わせすぎたこと」とした(4月18日の記事参照)

 2004年12月から投入してきた全世界共通の3G端末7機種は、これまでの2G機種と大きく操作性が異なる。そのため、ユーザーからは新しい3G端末に対して不満が出ていた。「共通機種以外に、日本専用端末も投入していく必要があるだろう。まずは日本のニーズに応えていく」(モロー氏)ということで、2006年からは日本市場を意識した端末が登場する予定だ。2005年は2Gのラインアップを拡充するという。

 端末サービス面でも充実を図るため、6月1日から家族間の通話料金の定額化に踏み切る。(4月20日の記事参照)。データ通信用には同じく6月1日から「メール定額」「デュアルパケット定額」という新料金体系を導入する。

KDDI、音楽、ゲームの次は「本」

 KDDIは、音楽ポータルの「auRecords」、ゲームポータルの「EZ Game Street!」に続く3つ目のポータルとして、書籍のポータルサイト「EZ Book Land!」を展開する(4月19日の記事参照)

 EZ Book Land!では、1冊丸ごとダウンロードが可能な電子ブックサービス「EZブック」と、丸善と提携した書籍ブックサービス「au Books」を合わせることで、コンテンツ販売とリアルな物販の融合を狙う(参照記事12)。

鷹山はWiMAXへ、ライブドアが公衆無線LAN事業に参入

 鷹山は、PHSサービスの新規受付を停止したことを発表した(4月20日の記事参照)。将来的にはPHSのサービス終了を検討している。PHSに代わって、WiMAXで無線IP電話サービスを提供するサービスを準備していく考え。

 WiMAXは、WiFiよりも広範囲をカバーする無線LAN技術で、年内にも商用試験が始まる予定だ(4月19日の記事参照)。インテルは4月19日からWiMAX対応チップ「インテル PRO/Wireless 5116」を、対応製品を開発するメーカーや通信事業者向けに出荷開始している(4月19日の記事参照)。とはいえ、日本ではまだWiMAXにどの周波数帯を割り当てるか、総務省が研究会を開いている段階。先行きは不透明というのが現状だ。

 また、ライブドアは2005年夏から公衆無線LAN事業に参入することを発表した(4月21日の記事参照)。詳細はまだ明らかにされていないが、IP電話サービス「livedoor スカイプ」を利用した、公衆無線IP電話サービスを提供することも考えられる。

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