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» 2005年07月04日 19時39分 公開

急成長するモバイルコンテンツ市場、携帯物販は969億円──MCF調べ (1/2 ページ)

規模拡大中のモバイルコンテンツ関連市場について、詳細な内訳が発表された。着うた、モバイルゲーム、物販、モバイルオークションはいずれも150%以上の急激な伸びを示している。

[吉岡綾乃,ITmedia]

 モバイル・コンテンツ・フォーラムは7月4日、「着メロ市場」「着うた市場」「モバイルゲーム市場」「モバイルコマース市場」「モバイルオークション市場」など、モバイルコンテンツ関連市場の規模について、調査結果を発表した。

 2004年のモバイルコンテンツ関連市場の規模は4616億円。前年度比31%増という、5月の発表内容(5月31日の記事参照)の詳しい内訳を示したもの。

 モバイルコンテンツ関連市場は「モバイルコンテンツ市場」と「モバイルコマース市場」の2分野が柱となっている。前者の中心となるのが、着信音やゲームなどのデジタルコンテンツ配信。後者は携帯電話を利用した通販を中心とする物販系、イベントや航空券などのチケットを扱うサービス系、証券取引やオークションなどの手数料を扱うトランザクション系の3分野で構成されている。

着メロ+着うたで1368億円、携帯ゲーム市場は412億円

 2004年のモバイルコンテンツ市場は2603億円(対前年比122%)と成長中。内訳を見ると、着メロ市場が1160円、着うた市場が201億円、モバイルゲーム市場が412億円となっている。

内訳 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 対前年比
着メロ市場 245億円 736億円 957億円 1101億円 1167億円 106%
着うた市場 1億円 28億円 201億円 718%
モバイルゲーム市場 19億円 90億円 201億円 270億円 412億円 153%
その他 217億円 491億円 634億円 734億円 823億円 112%
合計 481億円 1317億円 1793億円 2133億円 2603億円 122%

 着メロ市場が前年度比106%と伸び悩んでいるのに対し、着うた市場は718%、モバイルゲーム市場は153%と大幅に伸びている。MCFでは「第2世代携帯電話向けのコンテンツが飽和してくる中で、着うた、ゲームのような第3世代向けのリッチコンテンツ市場が急成長していることが明らかになった。今後、定額制の普及が本格化してくることで、モバイルコンテンツ市場は3G・定額制時代を前提としたモデルに移行が加速していくだろう」と分析している。

 特に着うた市場の成長は急であり、2005年もこの傾向は続くだろうと予測。「1曲まるごと配信される着うたフルの普及も合わせて、モバイルは音楽ビジネスの重要な販売チャネルとしての地位を確立することになる」としている。

 モバイルゲーム市場も成長を続けている。理由としては「メジャータイトルのゲームが続々とモバイルゲームとして登場している」「販売形態も売り切り型が出現するなどで多様なユーザーニーズに応えられるようになった」などを挙げ、これまでゲーム非利用者であった層にも利用者が拡大し、市場が急成長していると分析している。

携帯物販は969億円、モバイルオークションは526億円

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