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» 2005年09月02日 23時59分 公開

5分で分かる、今週のモバイル事情 8月27日〜9月2日:

KDDIはWINの基本料金を値下げ。また、GPS携帯をカーナビとして利用できる新サービスを発表した。ウィルコムは「ナノセルシステム」の提供を発表、安価なモバイルセントレックスの提供に乗り出す。

[吉岡綾乃,ITmedia]

KDDI、WINの基本料を値下げ

 KDDIは11月1日から、WINの基本料を値下げする。これまで6年目で割引率が上限に達していた「年割」も、11年目まで割引率が拡大するよう改訂する(8月31日の記事参照)。なお、今回の料金改訂は、いずれもWIN端末が対象。1X向けプラン・割引率には変更はない。

 背景にあるのは、7月29日にNTTドコモが発表した新料金プランだ。ドコモは11月1日から新料金プランを導入し(7月29日の記事参照)、長期利用割引である「いちねん割引」についても従来上限が5年目だったものを10年に引き上げる計画(7月29日の記事参照)。KDDIも、同じタイミングで似た料金改訂を行うことで、競争力を維持したい考え。

携帯を使って「助手席ナビ」

 KDDIは9月8日から、GPS携帯をカーナビにする、WIN向けの新サービス「EZ助手席ナビ」を提供する(9月1日の記事参照)。車の移動に合わせて画面と音声ガイダンスでナビゲーションを行う。カーナビよりも安価にナビサービスが利用できるのがメリットだ。サービス名が示すように、運転手ではなく、助手席での利用を見込んでいる。

 歩行者向けナビゲーションサービス「EZナビウォーク」をベースにしたもので、音声ガイダンスを早めに入れる、VICS(渋滞情報)を考慮したルート検索など、自動車用ナビならではの要素も盛り込んだ。

ウィルコム、法人向けに超小型基地局を10月1日から提供

 ウィルコムは9月1日、「ナノセルシステム」を10月1日から提供することを発表した(9月1日の記事参照)

 屋内に設置する重さ350グラムの超小型基地局「ナノセル基地局」と、ナノセル基地局を12台まで制御できる「ナノセルサーバー」を組み合わせて、法人顧客へ安価に提供する。

 従来提供していた構内PHSシステムに、5月1日から提供している音声定額サービスを組み合わせることで、構内・社外を問わず同一端末での通話ができるモバイルセントレックスシステムを法人向けに展開したい考えだ。

 またウィルコムは、ジュピターテレコム、東京農工大学と共同で、ケーブルテレビネットワークを活用したPHSサービスについて研究開発を行うと発表した(8月31日の記事参照)

 オールIPベースのPHSサービスの提供を目指す。ケーブルテレビネットワークを利用することで、ISDN網に依存しない柔軟な基地局展開が可能になるのがメリットだ。期間は2005年9月から2007年3月まで。

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