調査会社Diffusion Group(TDG)がまとめた報告書によると、高度な機能を持った携帯電話の需要が高まる中、モバイルOS市場ではMicrosoftのモバイル用WindowsとLinuxに押される形で、首位のSymbianのシェアが低下する見通しだ。
2005年末の時点でSymbianは51%のシェアを確保しており、次いでLinuxが23%、MicrosoftのモバイルOSは17%。Linuxは同年下半期に出荷が大きく伸びており、この傾向は今後も続くとTDGは見る。
2010年末までに先端のモバイルデバイスに占めるSymbianのシェアは約22%に落ち込み、Windowsの29%、Linuxの26%に抜かれる見通し。
MicrosoftはPocket PCとスマートフォンバージョンのWindows Mobileのプレゼンス、およびWindows Mobile 5.0とほかのWindowsプラットフォームの緊密な連携を利用して、企業と先端のコンシューマーの間で強力な立場を確立するとTDGは予想している。
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