Atheros Communicationsは2月10日、QUALCOMMと協業し、Atherosのモバイル機器に特化したワンチップの無線LANソリューション「ROCm」と、QUALCOMMのチップセット「Mobile Station Modem」との間での、統合運用性を確立することを発表した。
これにより、CDMA2000向けの「MSM6550」(2005年6月2日の記事参照)およびW-CDMA(UMTS)向けの「MSM6280」チップセットと(2005年3月24日の記事参照)、ROCmとの統合運用性が確立される。両社のソリューションにより、携帯電話端末でIEEE802.11a/gおよびIEEE802.11gの無線LAN利用が可能となる。
「ROCm」と「Mobile Station Modem」ソリューションの統合運用性に関する協業成果の第一弾は、2月13日よりスペイン・バルセロナで開催中の「3GSM World Congress 2006」でデモンストレーションされる。同ソリューションの商用化は本年6月の予定。
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