米Motorolaは5月10日、韓国のメーカーKBT Mobileを相手取って起こしていた訴訟で和解合意が成立したと発表した。Motorolaは同社の人気製品である薄型携帯「RAZR」を真似されたとして、特許/商標権/デザイン侵害でKBT Mobileを訴えていた。
発表によれば、MotorolaはRAZRそっくりの製品がアジアで出回っているとの報告を受けて調査を開始。問題とされたのはKBTの「V500」という製品で、中国、香港、台湾で販売されていたという。
これを受けてMotorolaは1月、韓国の不正競争防止法に基づいて同国でKBT Mobileを提訴した。
和解条件としてKBTは、RAZRに似せた製品の製造と販売をすべて打ち切ることに同意。Motorolaの特許と商標の利用を停止すると約束した。それ以外の和解条件は非公開。
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