米Palmは5月15日、高速ネットワークのEVDOに対応した初のPalm OSベーススマートフォン「Treo 700p」を発表した。
Treo 700pはCDMAのEVDOネットワーキングに対応。価格と出荷時期は、SprintとVerizon Wirelessから後日発表される予定だ。
「最新の高速ネットワーク技術に対応したPalm OSベースの製品をリリースすることは、Palm OSの顧客にとって朗報となるだろう。当社は引き続き、ソリューションを複数プラットフォームにフォーカスしていくつもりだ」とPalmの社長兼CEOであるエド・コリガン氏は述べている。
Treo 700pのハードウェアはWindows MobileベースのTreo 700wを踏襲している。内蔵カメラは130万画素。メモリは128Mバイトでユーザー利用可能領域は60Mバイト。SDメモリにより2Gバイトが追加可能。
EVDOで高速化されたネットワークを使い、Treo 700pはPalmとして初めてストリーミングアプリケーションを内蔵している。また、Treoとしては初めてダイヤルアップネットワーク(DUN)機能を内蔵し、USBまたはBluetooth経由でPCのネットワークアクセスに利用できる。
音楽機能としては、NormSoft製のPocket Tunesを搭載。Pocket Tunes Deluxeにアップグレードすることにより、Microsoftの音楽DRMであるPlaysForSure/Janus対応楽曲を再生できるようになる。WebブラウザにはBlazerを採用。Palm OSのバージョンは5.4.9。
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