ドコモとフジテレビ、ワンセグ+おサイフケータイを実験

» 2006年05月26日 16時56分 公開
[ITmedia]

 フジテレビジョンとNTTドコモは共同で、ワンセグサービスとおサイフケータイを連携させたサービス検証を、6月の番組から実施する。

 両社は昨年12月より、放送・通信連携の新しいサービスの開発に関して検討していたが、今回、その一環としてフジテレビの番組「恋するフットサル」で、6月3日の放送より、ワンセグサービスとおサイフケータイの連動型サービスを行う。

 この取り組みでは、FOMA P901iTVなどのワンセグ対応携帯電話で番組を視聴すると、視聴ポイントが端末内の保存領域に蓄積されるサービスが提供される。一定の番組視聴ポイントを貯めると、プレゼント応募サイトにアクセス可能。抽選で10組20名に、7月に行われる「SPHERE LEAGUE」イベントで利用できるバックステージパスがプレゼントされる。またイベント当日は、おサイフケータイを会場のゲートにかざし、入場することができる。

 ドコモはフジテレビに出資しており、通信と放送を連携させた新サービスの開発を検討している(2005年12月21日の記事参照)。両社は今回の検証で得られた結果をもとに、引き続き検討を行っていくという。

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