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» 2006年11月08日 15時44分 公開

イー・アクセスと松下電工、モバイルWiMAXを用いた緊急通報装置の実証実験

イー・アクセスと松下電工は、2006年8月から10月にかけて、イー・アクセスが設置した屋外実証実験用のモバイルWiMAXネットワークを用いて「子ども緊急通報装置」の実験を行った。

[園部修,ITmedia]

 イー・アクセスと松下電工は、イー・アクセスが城南地域に設置した2.5GHz帯の屋外実証実験用モバイルWiMAXネットワーク(7月18日の記事参照)を用いて、松下電工製の「子ども緊急通報装置」の屋外実証実験を行った。

 今回の実験では、モバイルWiMAXのネットワークに松下電工の子ども緊急通報装置と松下電器産業製の「ネットワークカメラ」を接続し、音声や静止画、動画の伝送性能を評価した。子ども緊急通報装置は、松下電工が屋外でのセキュリティニーズに応えるため開発したエリアセキュリティシステムで、屋外に建てた通報装置から警察などに設置する受付装置に緊急情報などを通報する機能を持つ。ただ、警察などに通報するための有線通信路の構築コストが運用上の課題となっていた。通信路にモバイルWiMAX網を活用すれば、構築コストの低減が可能になることから、共同実証実験を行った。

Photo 有線通信路を用いた場合と通信網にWiMAXを利用した場合の違い

 実験結果としては、緊急通報装置を用いた128kbpsの音声+静止画の通信、ネットワークカメラを用いた512kbpsの動画の送受信で満足な結果を得られたという。今後は通信の高速化や大容量化、カバーエリアの見極め、事業としての有効性などを検討するため、さらに実験を継続する。

 イー・アクセスでは「業界で初めて実際の商品を利用した実証実験」だとしている。

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