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» 2007年03月12日 14時03分 公開

“安価なおサイフケータイ対応サービス”を可能にするソリューション IC CARD WORLD 2007(2/3 ページ)

[吉岡綾乃,ITmedia]

宮崎県やプロバスケットリーグが導入――FeliCaポケット

 ソニーの「FeliCaポケット」は、FeliCaを使って、ポイントや会員証、クーポン、スタンプラリーといったサービスを安価に提供できるサービスだ。各種サービスがパッケージ化されており、短期間で導入できる(2004年12月の記事参照)

 当初はFeliCaを内蔵した専用カードだけを対象としていたが、現在では「FeliCaポケットモバイル」というアプリも配布しており、おサイフケータイでも利用できるようになっている。

 以前からあるサービスだが、少しずつ導入例が増えつつある。IC CARD WORLD 2007では宮崎県が地域活性化の目的で導入した「CHORUCAカード」、日本プロバスケットリーグの会員カードとして導入した「bjリーグ会員カード」としての例を紹介していた。

プロ野球チームがキャンプを行うことに着目したのが宮崎の「CHORUCAカード」。プロ野球のキャンプ地、レストラン、観光地など全部で70カ所以上の場所でポイントを配布している。ユーザーはカードやおサイフケータイにポイントを貯めると、帰りに宮崎の特産品をお土産にもらえる。12月上旬から検討を始め、約2カ月でサービスインしたという
プロバスケットリーグ「bjリーグ」では、FeliCaポケット用カードを会員カードとして導入した。ネット配信されるバスケットボールの映像を購入したり、試合会場へ行ったりするとポイントが集められるという仕組み

複数の決済方式に対応したシステムを、PaSoRiを使って――HP

 日本ヒューレット・パッカード(HP)のブースで行われていたのが、一般事業者向けのFeliCa対応サーバソフトウェア(HP IC-Chip Access Server for FeliCa Professional Edition、以下I-CAS)を使った、チケット発券+決済デモだ。

 FeliCa決済サービスを提供するには、ユーザーから見える店舗のリーダー/ライターだけでなく、そのバックエンドとなるサーバシステムと、店舗とサーバをつなぐ回線が必要になる。I-CASは、HPがFeliCa関連サービスを提供する事業者に対して販売している、第2世代FeliCaに対応したサーバシステム。通信事業者向けには2006年から(2006年月日の記事参照)、一般事業者には2月1日からサーバの提供を開始している(2月1日の記事参照)

 会場では「専用アプリをおサイフケータイにインストールして電子マネーをチャージし、iモードサイトにアクセスしてチケットを購入すると、おサイフケータイに購入したチケット情報が書き込まれる。会場へ行き、入場時にそのチケットを利用する」というデモを行っていた。電子マネーのチャージ、チケット発券、チケット利用時にはI-CASが使われるというイメージだ。

photophoto デモの内容

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