商品の下見はネットからが7割、店舗からが3割──アイシェア調べ

» 2007年03月22日 22時23分 公開
[ITmedia]

 アイシェアはメイクショップと共同で、20代から30代を中心とした女性ネットショッピング利用経験者の「ネットショッピング」に関する意識調査の結果を発表した。調査は3月9日から同11日まで実施されたもので、有効回答数は720名。

 PCでネットショップを利用したことがある回答者は91.0%、携帯でネットショップを利用したことがある回答者は18.1%。携帯電話ではさらに13.1%が携帯から商品を調べたことがあると回答しているものの、携帯電話でのネットショップ利用はまだ多いとは言えない状況だ。

 携帯ネットショップで購入した理由は、移動中に購入できるといった「利便性」を挙げる意見が最多となったが、購入しなかった理由としても、操作感などの「利便性」が第2位に挙がっている。また利用しない理由のトップは「パケット料金」などの通信費で、第3位には画面のサイズなど「情報量」が少ないことが挙げらた。

 同調査によれば、ショッピング前に調査をするかという質問に対しては、73.9%が「ネットで調べてから店舗へ行く」、26.1%が「実店舗で商品を見てからネットで調べる」と回答。携帯電話での下調べは、画面サイズが小さいなどの声が上がり、利用が少ないことが分かった。

 なお同調査では、ネットでの下見後、実際店舗に足を運んでいる利用者が多いことから、ネットショップや店舗のWebサイトは商品購入のきっかけとしての機能を果たしていると指摘。また、ネットショップで商品を購入してもらうには、説明が詳細で分かりやすいこと、使いやすいことなどが大切であると分析している。

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