Bluetooth Special Interest Group(以下Bluetooth SIG)は、米フロリダ州オーランドで開催中の「CTIA WIRELESS 2007」で、最新規格「Bluetooth Core Specification Version 2.1 + EDR(Enhanced Data Rate)」(以下Bluetooth 2.1 + EDR)の詳細を発表した。
Bluetooth 2.1 + EDRでは、ユーザーが行うペアリングの作業工程数を削減し、Bluetooth機器の設定や接続がより簡単に行えるようになった。消費電力もさらに低減され、マウスやキーボードなどBluetooth機器のバッテリー寿命を、最大で5倍延長できるという。
Bluetooth 2.1 + EDRに対応する機器はすべて、以前のBluetooth 2.0と互換性があるため、最新のペアリング機能を搭載していない機器もサポートする。またBluetooth SIGでは、Ultra Wide Bandを次世代規格に採り入れる作業を続けているという。
同規格は、Bluetooth SIGメンバー企業向けにまもなく提供される。
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