「EZナビウォーク」に3D表示機能を追加
GPSを利用した歩行者向けナビゲーションサービス「EZナビウォーク」に、交差点などを立体表示する「3Dナビ」機能が加わる。4月下旬からサービスを開始する。
ナビタイムジャパンは3月27日、KDDIが提供する携帯電話向けの歩行者ナビゲーションサービス「EZナビウォーク」に、出発地や目的地、交差点などを立体的に表示する機能を追加すると発表した。サービスは対応機種「W43T」が発売になる4月下旬から始める。
新機能「3Dナビ」では、W43Tなどの対応機種において、音声案内の開始時や右左折を知らせるガイダンス時、目的地到着時などに、周辺の風景を立体的に表示する。画面はユーザーの目線とほぼ同じ位置から見た風景を表示する「目線表示」と、やや情報から見下ろす「スカイビュー表示」の2種類が選べる。平面の地図だけではわかりにくい街角でも、より簡単に現在地と進むべき方向が確認できるようになる。
対応エリアは東京23区内と政令指定都市の一部。対応端末はサービス開始時は東芝製端末W43Tのみとなる。ただKDDIは、3Dナビが動く端末の条件としてBREW 3.1以上を搭載し、かつ東芝製の3Dグラフィックエンジン「T4G」もしくは3Dエンジンの「Q3D」を備えるQualcommチップ搭載端末としており、W31T、W32T、W41T、neon、W41K、W41Sなどでも3Dナビは利用可能になる。これらの端末向けには5月下旬からEZアプリのバージョンアップを行う予定。なお、W41H、W41CA、W41SAなどのWIN端末については、対応の可否を検証中としている。また、今後の端末対応の拡充については、WIN端末に標準で搭載していく方向であると説明している。
利用に当たっては、EZナビウォークの有料登録が必要になるものの、追加料金などは不要だ。24時間95円、月額210円もしくは月額315円のコースに登録しておけばよい。
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