「X01HT」に春の新色「ホワイト」登場――S!メール対応ソフトも提供開始
ソフトバンクモバイルは、Windows Mobile搭載のHSDPA端末「X01HT」に、春の新色となる「ホワイト」を追加した。同時に、S!メールを利用可能にする専用無料ソフトを発表した。
ソフトバンクモバイルは3月1日、同社のHSDPA対応スマートフォン端末「X01HT」に、春の新色「ホワイト」を追加した。3月16日から販売する。
また、同じく3月16日より、S!メール(MMS)の送受信が行えるX01HT専用ソフト「SoftBankメール」を無料で提供する。ユーザーが設定したPOP/SMTPメールの送受信が行えるX01HTだが、キャリアが用意するプッシュメールサービスは、SMSのみの対応となっていた。SoftBankメールをX01Hにインストールすることで、絵文字を使うなど、音声端末と同様のS!メールサービスが利用できるようになる。
なおインストール後、これまで「Outook メール」に格納していたSMSを、SoftBankメールに格納するよう設定が変わる。また、すでに保存していたSMSについても、SoftBankメール側へコピーするという。
SoftBankメールは、X01HT内蔵のInternet Explorer Mobileに登録された「My SoftBank for X Series」からダウンロードできる。ダウンロード時のパケット通信料・情報量は無料だが、SoftBankメールの利用には別途「S!ベーシックパック」(月額315円)への加入が必要だ。
HTC製のX01HTは、Windows Mobile 5.0を搭載したQWERTYキーボード搭載端末。ソフトバンクのHSDPAサービス「3Gハイスピード」に対応し、下り最大1.8Mbpsのデータ通信が可能で、IEEE802.11b/g準拠の無線LAN機能も備える。そのほかにもBluetoothや赤外線、miniUSB、microSDなどを装備した。メインディスプレイはQVGA(320×240ピクセル)表示の2.8インチで、カメラに200万画素CMOSを採用した。
項目 | 対応 |
---|---|
サイズ | 約112.5×58×21.95ミリ |
重さ | 約176グラム |
連続待受時間 | W-CDMA使用時:約250時間/GSM使用時:約200時間 |
連続通話時間 | W-CDMA使用時:約240分/GSM使用時:約300分 |
通信方式 | HSDPA、W-CDMA、GSM/GPRS/ワイヤレスLAN(IEEE802.11b/g) |
ディスプレイ | 6万5536色表示、約2.8インチのTFT透反射型液晶(QVGA) |
外部接続 | IrDA、microSDスロット、Bluetooth Ver.2.0(HSP/HFP/OPP/DUNなどのプロファイルに対応)、mini USBコネクタ(USB 2.0) |
カメラ | アウトカメラ:200万画素CMOS、インカメラ:10万画素CMOSカメラ |
入力機能 | スライド式QWERTYキーボード、タッチパネル、ジョグホイール |
OS | Microsoft Windows Mobile 5.0 software for Pocket PC Phone Edition 日本語版(MSFP対応) |
おもな搭載アプリ | Pocket Outlook、Internet Explorer Mobile、Office Mobile、Windows Media Player 10 Mobile |
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